事業主体3社の強みを生かした生産事業
日本の農業の関連業界は、研究・人材開発、流通・食品、農業インフラ、生産・加工、育種とそれぞれ縦割りになっていることが多く、連携がとりにくい状態になっています。スマートアグリカルチャー磐田では、この業界間をつなぎ、フードバリューチェーンを構築し、新しいビジネスモデルを作っていきます。

増田採種場が長年培った栽培技術を
生かした生産
スマートアグリカルチャー磐田では、増田採種場から地元、磐田で長年培われた栽培技術指導をうけ、ケールの栽培を行っています。

ICT活用による生産性の高度化
富士通の食・農クラウド Akisai
温湿度センサー・日射センサー・屋外気象センサー等でハウス内外の環境を計測し、野菜に最適な環境になるように、ハウス内の天窓・遮光カーテン・暖房機等の機器を自動運転。
夜間・土日にハウスにいなくてもパソコン等からの遠隔操作でハウス内の機器を運転しています。
ハウス内の温度・湿度の推移や暖房機・カーテンの捜査記録などの各種データを蓄積し、磐田の季節に合わせた最適なハウス環境を分析しています。

自動データ収集




安定した収量を実現させる
自動制御のハウスシステム
パプリカハウスには細霧冷房や、昼間CO2を作るために発生するお湯を使ったヒートパイプレール、養液のリサイクルシステムなどを備え、野菜にとって最適な環境を整えています。
施設情報
オリックスの販売・流通ルートで
全国の消費者へ
コールドチェーンが整備されたオリックスの流通網で、全国の販売店、飲食店などに鮮度を落とさず野菜を届けます。
生産から出荷まで自社で行い、全国の量販店への配送網、オリックスグループの直販ネットワークを活用してコスト軽減を図っています。